シリーズⅡ～絵本読み聞かせ➡親子読書に進化させて継続！
こんばんは！
皆さんお元気ですか？
先週に続き質問への返答シリーズ第二回“読み聞かせの現状”についてです。
【２】読み聞かせの現状
🟢親の音読力
息子の小学校時代、絵本の読み聞かせがブームでした。PTA活動の一環で授業前の教室で母親達による絵本の読み聞かせを学校公開日に聴きました。
聴いて楽しいと感じたり、心に響く読み方を誰一人として出来ておらず、無表情で棒読みで読む人自身が全然楽しそうでなかった…。子ども達から拍手がないので、先生が1,2の3で
「ありがとうございました。」と言わせました。
強制されて(笑)、お礼が言える素直な子ども達でも何ら効果は得られないでしょう。
魅力的な音読を手本にしたいと期待していたので、とても残念だったことを記憶しています。
🟢親が読み聞かせる時期
乳幼児期の絵本の読み聞かせは多くの親がしていると思います。では、あなたのご両親は、あなたが何歳まで続けてくれましたか？
乳幼児期に費やした時間を100として、小学生頃には、0(ゼロ)になる。全く読まなくなる保護者さんが多いのではないでしょうか？
🟢親が読み聞かせる機会
親が絵本を読んでくれる時間が、100から0へ減少する期間に、テレビ、DVD、ゲーム、親のスマホやタブレットを見たり操作する時間が、０から100へ増加します。
子にとって、突然楽しみをどんどん削られる状態です。心の均衡を保つために、楽しみを失った喪失分を補う代替が必要です…。
🟢親が読み聞かせを辞めた後
更に悪い事に、喪失感を埋めるだけでは済まなくなります。
TV、DVD、ゲーム、スマホ、タブレット等の映像の強い光や初めて聴く音声は乳幼児にとって強烈な刺激で脳を興奮(トランス)状態にします。
しかも、指先だけで簡単に強い興奮を次々に見る事ができて頭脳も身体も使わない。労力や努力を一切払わずに寝転がって見える強烈な刺激を求め100では満足出来ず、200…300…1,000…と依存状態になる子が毎年、必ずいます。
大人のパチンコやギャンブル依存症とほぼ同質ですよね…。
🟢蛇足ですが
全国に146万人いると推計される引きこもりの中で、頭脳と身体に少々の働きを必要とする読書に没頭している人は、10万人に1人もいないと思います。
🟢皆さんは、親の義務感から、やっつけ仕事的に済ませる“絵本の読み聞かせ”ではなくて
“親子の読書(音読)”を習慣にして継続してみませんか？
🟢近い将来、驚く程高い効果が、学力、知性知力、倫理観に明確に発現します。
“親子読書”の習慣を継続した親だけが実感して喜べる素晴らしい結果に、やってて良かったと心から思えますよ♪
この続きは、来週以降に
【３】親子読書の効果
【４】最大限に効果を高める5つの条件
をお伝えします。
ではまた来週！
